大新 と 文学

夕暮れ 明治31年4月2日、夕暮れの銚子駅に一人の若い男が降り立ちました。

折からの春雨の中を「大新」へ急ぐその男こそ、やがて青春の哀歓を「落梅集」として発表する26歳の
島崎藤村でした。

詩人から小説家への転機となったこの旅こそ、藤村と「大新」の出会いでした。
関東最東端の銚子・犬吠埼は昔から旅人の心をひきつけてやまない魅力があり、「利根川が大海に流れ込むところを一目見たい」との願望から旅立った島崎藤村竹久夢二も当館で宿泊し、新鮮な魚介に舌鼓を打ったに違いありません。 灯台

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